2021年11月19日金曜日

【図書館総合展2021】11/23「『新博キット』で『まわしよみ新聞』@ニュースパーク」

11月1日から11月30日まで、オンラインとサテライト会場によるハイブリッド型式で開催されている「図書館総合展2021_ONLINE_Plus」内のサテライト会場企画として、11月23日(火・祝)に『新博キット』でまわしよみ新聞』@ニュースパークと題したワークショップを開催します。


やってみよう!全国約130紙の新聞を使った「まわしよみ新聞」!

ニュースパーク(日本新聞博物館)が学習キット「新博キット」として提供する全国約130紙の新聞を使って「まわしよみ新聞」を行います。

・日時:2021年11月23日(火・祝)13:30~15:30
・会場:ニュースパーク(日本新聞博物館)
・主催:図書館総合展運営委員会
・企画:石田喜美(横浜国立大学教育学部・准教授)
・参加費:無料(ただし、ニュースパーク(日本新聞博物館)への入館料がかかります)
・要事前申し込み(申込はこちらから ※図書館総合展への参加登録が必要です)

※本企画はニュースパーク(日本新聞博物館)を会場として行います。そのため参加者は、ニュースパークの入館料(一般400円、大学生300円、高校生300円、中学生以下無料)をお支払いいただく必要があります。企画参加前後、情報と新聞について学ぶ手がかりとして、展示もぜひご覧ください。

まわしよみ新聞」とは、むつさとし氏(観光家/コモンズデザイナー/社会実験家)が考案した、大阪発の遊び(メディア遊び)です。
「まわしよみ新聞」の名のとおり、たくさんの新聞を持ち寄って、集まった人たちみんなでそれをグルグル「まわしよみ」しながら、それぞれの人が「これは…!」「面白い!」などと思った記事を見つけていきます。最後には、みんなの心にヒットした新聞記事を集めて、その日集まった人たちの「新聞(まわしよみ新聞)」を作ります。

今回は、その「まわしよみ新聞」を、参加者による持ち込みではなく、ニュースパークが学習キット(「新博キット」)として提供する全国約130紙の新聞を用いて開催できることになりました!

こちらは、大学の授業でやってみたときの画像ですが、全国約130紙の新聞が並ぶ姿は、なかなか壮観です。

なんだかよくわからないけど、全国の新聞が並んでいる姿を見てみたい!という方も、以前から「まわしよみ新聞」に興味があったけどなかなかトライするチャンスが持てなかったかたも、ぜひこの機会に起こしいただければと存じます。

コロナ禍の影響で、なかなか、対面で実施することの難しい「まわしよみ新聞」を、対面で経験できる貴重な機会となりそうです。皆さまぜひお越しください。

2021年11月17日水曜日

【アーカイブ動画公開】「図書館たほいや」公開バトル@オンライン~辞書・事典ってこんなに面白い!

昨年度のオンライン開催に引き続き、本年度もハイブリッド開催となった「図書館総合展2021」

その「図書館総合展2021」内にて、辞書・事典ゲーム「図書館たほいや」の公開バトル会を開催いたしました。
イベント概要はこちらのとおりです。

●開催日時:2021/11/12(金) 18:00 - 20:00

●登壇者(※敬称略)

長沖竜二(図書館総合展運営委員会事務局・事務局長) 

毎年開催されるイベント・図書館総合展の運営を一手に担う、図書館総合展運営委員会事務局長。『現代用語の基礎知識』元編集委員長であり、編集委員長時代に「ユーキャン新語・流行語大賞」の審査委員も務める。事典編集の恩師である堀内克明氏による言葉「実際に使っているひとがいるのだから、辞典に掲載することに躊躇はない」を基本姿勢とする。近著に「イベントのオンライン化によって得られたもの:図書館総合展の事例」(『カレントアウエアネス』CA1996,No.348)、「オンライン開催への急遽転換で、計らずも得ているもの」(『社会教育』第75巻11号)。

伊藤崇(北海道大学大学院・准教授) 

専門は言語発達論。子どもを含む社会的状況下でのコミュニケーションの仕組みに関心を持ち、心理学と言語学と社会学の専門は言語発達論。子どもを含む社会的状況下でのコミュニケーションの仕組みに関心を持ち、心理学と言語学と社会学の狭間で研究を進めている。2021年10月より、岡部大介(東京都市大学)とともに、インターネットラジオ企画「コンヴィヴィアラジオ 生まれたときから状況論!」(Youtubeチャンネルはこちら)を始動。近著に、『大人につきあう子どもたち:子育てへの文化歴史的アプローチ』(単著、共立出版)、『学びのエクササイズ 子どもの発達とことば』(単著、ひつじ書房)

高倉暁大/格闘系司書(ゲーム司書/日本図書館協会認定司書/図書館たほいや普及委員会) 

大学図書館に勤めつつ、各地の図書館でゲーム(デジタルゲーム、VR,ボードゲーム、TRPGなど)を使った読書推進を行っている司書。「図書館たほいや」の実践派で、​熊本大津北中学校・熊本おおづ図書館・熊本益城町図書館・福岡博多工業高校での開催経験有り。格闘技の愛好家でもあり、ブラジリアン柔術とテコンドーは青帯。主な著作に『図書館とゲーム』(共著、日本図書館協会)。

 名倉美夏/とたなか(図書館たほいや普及委員会)

2019年日本大学芸術学部文芸学科卒。現在は一般企業の会社員。大学現役時に「図書館たほいや」を考案し、「図書館たほいやプロジェクト」を立ち上げて活動を行なった。卒業と同時に当委員会を設立。ロゴやパンフレットなどの制作担当(多分)。現在は図書館たほいやゲームパッケージの製作をもくろんでいるらしい。

●司会:石田喜美(横浜国立大学教育学部・准教授


先日、アーカイブ動画も公開されましたので、当日の様子を動画でご覧いただくことができます!


昨年度は、横浜国立大学附属横浜中学校の生徒たちが「図書館たほいや」のプレイ体験会を踏まえて、よりわかりやすい『図書館たほいや』リーフレットを考えて、提案してくれました。
その様子も、動画でご覧いただけますので、ぜひ上記動画を見て、「図書館たほいや」に関心をもってくださった方はこちらもご覧いただけるとありがたいです。