2019年2月11日月曜日

教室から:ALPを使った模擬授業の振り返り(2)

教室から:ALPを使った模擬授業の振り返り(1)」に引き続き、受講生に書いていただいた、「初等国語科教育法」2019年度秋学期の模擬授業のレポート第2段です!

今回は、インプロ・ゲームを体験する授業(!)を提案してくれたチームによる模擬授業のレポートです。





インプロゲームを体験して
 
 今回は、私が受けた中で一番記憶に残っている授業を紹介します!(…私のクラスのいつも頑張ってる5人組が実施した授業です。)

 インプロゲームを題材とした授業で、授業名は「物語の結末は…〜どうしてそうなった!?〜」です。 
 
 インプロとは「即興」のことで、この授業では学習者がお題を元に自分たちで即興の物語を作り、実際に演じます。ここで!私が注目したアクティブ・ラーニングのポイントは「A1 学びの主人公」です。
 
 
 
学習者が主体的に学ぶ…って、正直大学生相手ならなおさら難しいと思うんです。(大学入ってからずっとアクティブ・ラーニングって言われてますが)それを実現してくれたのがこの授業だったな、と思います。
 
実際に物語を作って演じる場面では、全員に役が与えられ、自分のセリフと物語全体とをみんな必死で考えるんですね。
私はなんと桃太郎のきびだんごの役で、自分では何を話したらいいか全然思いつかなかったのに、他のグループのきびだんご役の人はちゃんと喋ってるんですよね。
 
私も必死で考えました(笑)。
 
30秒で相談して物語を作るっていう時間制限もまた良かったです。
まとまらなかったらまとまらなかったでそのあとどうなるか楽しみになるのもインプロゲームの楽しさなんですよね。
 
 グループワークって実際人に頼ってしまうことも多いのかなって思うけど、グループで活動しながらも全員が主役になれる学びを実現してくれたなと思いました。
 
アクティブ・ラーニングといえばやっぱり「主体的」だけど、それができるのは授業者の仕掛けづくりにかかっているな〜、良いものを見させてもらったな〜と思っています。
 
さて気がつけばもう2月。春休みが明けたらいよいよ教育実習です。
 
ちょっとでもアクティブ・ラーニングを本当の意味で実現できる実習生になりたいです。
 
頑張ります。

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