新型コロナウイルスの影響により、春学期の講義がすべて遠隔講義(オンライン講義)のかたちで開講されることになり、5月7日から遠隔講義が開始してもうすぐ3カ月。
5月下旬に、伊藤賢一(群馬大学)らの共同研究グループが、小学生の児童を持つ保護者を対象にしたウェブ調査の結果から、オンライン学習が高い疲労を引き起こしている可能性があることを示しましたが、オンラインでの学習によって疲弊してしまっているのは、子どもたちだけではありません。
★オンライン学習、長時間利用は疲労度高い可能性-Resemom
授業が本格的に始動しはじめ、さらに3カ月目ともなると、学生たちが抱える授業課題の量も多くなり……ますます、ブラウザに向き合う時間が、長くなってきます。
そのような中で、パソコン・タブレット等の機器の不具合の訴えが多くなってくるだけでなく、学生たちのなかにも心身の不調を訴える学生が増えてきているように思います。
そのような状況の中、「なんとか学生たちの健康を守ろう!」と立ち上がった、横浜国立大学有志の先生方が「「横浜国立大学Be Fine!プログラム」というプログラムを始動しました。
TwitterとInsgtagramで定期的に情報を発信しています。
第1弾は、横浜国立大学教育学部の森野かおり講師(音楽)と、高橋和子名誉教授(保健体育)によるコラボレーションによる、「美しすぎる朝のラジオ体操」こと、「YNU朝のラジオ体操」です。
「朝のラジオ体操」ですので、定期的に、配信されています。
第2弾は、学部長含む、保健体育オールスターズ(全員ではないですが)の皆さんと、泉教授(教育学部・特別支援教育)と、鶴見教授(経営学部)による「国大生!健康になろう!」シリーズ。
まるで、ラジオのトーク番組のような梅澤教授×木村学部長(教育学部・保健体育講座)「理論編」(①)からはじまり…
NHK学校放送番組と、スポーツ・バラエティ番組を足して2で割ったような、おもしろくて、ためになる(いわゆる、「おもため」)「実践編」が3本続きます。
まずは、「ストレッチ編」(②)
ここでは、肩まわりのストレッチが中心にとりあげられています。
この「ストレッチ編」の時点で、終始、鏡に映しだされている赤い学部長に気がとられすぎて、ありがたいストレッチ法の教えがまったく頭に入ってこなかったのですが…
「体幹トレーニング編」(③)になると、さらにバラエティ要素が強くなっている気がいたします。(なんか、動画の尺も長くなってるし…)
さらにつっこむと、この動画の冒頭だと「②体幹トレーニング編」になってるんですよね。もともと「ストレッチ編」がなかったところにあとから挟み込まれたんでしょうか…謎です。
そして、④(…のはずだけど、動画中では、③になっている)「腕立て伏せ編」(④)!
ここに至ると、完全に、バラエティ番組です。
なんとかDASHとか、びっくりショーとか、そういうやつです。たぶん。
少なくとも、ふつうに学生が見て「あ、これならできそう」と思える範囲は前半のはじめの方だけ、という感じがするんですが、みんなそうでもないのでしょうか。
たしかに思い出してみると、わたしの授業でも「気分が鬱になってきたので、筋トレでなおしました!」と言っている学生はいたので、そういう学生には、後半も役立つのかもしれません……すくなくともわたしには、ダイブボンバー・プッシュアップはできません、先生…。
「横浜国立大学Be Fine!プログラム」によるコンテンツ配信は、これからもさらに増えていくようなので、ぜひ、皆さんもチェックしてみてくださいね。
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